作品解説 

 

<ENGLISH>

 


 作品鑑賞の手助け

<止>

書は、紙に墨で書かれたもの、白と黒の対比です。

現代書として、そこに色彩と空間の美意識を働かせています。

ディスプレーを通すと陰影も加味されます。

それを具現化したのが彩色作です。エレクトロニクスの成果です。


<遊>

広場で子供が飛び跳ねている光景を想像してみて下さい。

ディスブレイで見る書は、白黒の対比と、光の効果が強調され

とりわけ白(余白)が美しい。

私の追求している、広い宇宙の創出が実現出来ました。

紙に書かれた書とは別の世界が、そこにはある。

画像 (1995年) 240x270

 

 

 

 

 


 言霊シリーズ 

このシリーズは文字選定の基準で言霊と命名したものです。
漢字の持つ広い意味と表現を意図しています。

 

< 多 適 >

( たてき )

愉快が多きこと。..

 

Fascinating thing.

 

画像   (2017年) (328x235)

作品の文字は全て伝統に則って右から左に書いています。

 

 

 

 

 


<権>

2030x1350の大作で独立書展出品作です。

権威をパワーで自由闊達に吹き飛ばす気概があったか。

加工紙に墨量タップリで、所々に墨だまりの模様が出来ている。

 

画像 (1976年) 

 

 

 

 

 

 


<木の生えた魚>

 

旧作で煤ぼけていますが創造に富んだ作品です。(すすぼけを修正してます)

書のジャンル云々は別として、私の気に入った作品の一つです。

 

画像(1962年) 325x665

 

 

 

 

 


<運>

 

しっかり掴んだ運。太く、力強く、要素が緊密に絡み合っています。

 

画像(1999年) 450x350

 

 

 


<眼鏡>

旧作で煤ぼけていますが創造に富んだ作品です。(すすぼけを修正してます)

最近発見された作品。

学生の頃、滲みと筆技にまかせて書いたもので

意味はありません。眼鏡を彷彿としたので眼鏡と題しています。

 

画像

 


 

<李白詩>

   将進酒は黄河の奔流のような雄大な詩です。奔放自由で縦横に駆使する華麗

な詩句の中に抑えがたい人生の悲哀が溢れている。人生のはかなさを悲しむ思

想、それを忘れ消そうとして酒を飲むという詩は古来多く歌い続けられている。

そんな詩情、万古の憂いを書で表現できたらと思います。

 

画像 (1987年)  760x5250